議会との亀裂を深める松沢知事。副知事の選任を巡る人事案がようやく議会
を通過したが、その内容は二点三転し、また水面下では知事の辞職も取り沙汰
される駆け引きがあったようだ。
松沢知事は人事案を議会が否決した場合、長野県の田中知事のように、知事
VS議会という対立の構図を作り出し、そして逗子の長島市長のように辞職し、
再選することによって県民の信任我にあり!ということにしたいような狙いが
あったとか。
まさかそんな、県民や県政を馬鹿にした辞職なんてありはしないだろうと思
いたいところだが、辞職をチラつかす知事サイドに対し、自民を始めとする野
党側には衆議院の総選挙も行なわれるこの時期“いざ選挙”となったらにぶつ
けるべきタマ(候補者)がいない。という弱点があったのではないか?そして
最終的にはまたしても松沢知事の提案を3名から2名に変えさせることで議会側
のメンツをどうやら保っての決着とあいなったようだ。
まったく県民不在の議論だが。皆さんはどう思われるだろうか。
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