今日は相模湖町の町長選挙の投票日。母校の先輩(溝口正夫候補・54歳・元町議会議長)
が立候補しているこの選挙、半年も前からいろいろな形でかかわってきたので、夜半に選挙
事務所へ出かけ、開票結果を待ちました。結果はみごと僅差の勝利。
思い起こせばまだ梅雨の雨が降りしきる頃、二人でオデコをつき合わせながらこの選挙へ
の公約作成について話し合ったもの。うちわの風を首筋に送りながら話を聞くうち、この町
には学校給食が無いこと、ゴミの分別収集が遅れていること、財政的な危機に直面している
こと、モータボート競走の事業から撤退を考えていることなど、様々な問題点が浮かび上が
ってまいりました。それらを判りやすくし、いくつかの公約にまとめあげたわけです。この
公約は「グッドハート相模湖町」というタイトルで印刷物となり、町内の有権者のもとへ配
布され、その心をグットつかんだかどうかは定かではありませんが!?少なくとも結果はグ
ットでした。その公約の一文を紹介。
「町長報酬をカットします。」−−−− 高度成長の時代は終わりました。低成長の時代に
あって何でもかでも行政が責任を負える時代ではありません。これからは町民の皆さんにも
職員にも色々と我慢して頂くことや負担して頂くことが出てくると思います。そんなときこ
の町トップは自ら率先して模範を示す必要があります。パフォーマンスではありません。こ
の町のリーダーに求められる“覚悟”であると思います。
わずか二千数百票で当落の決まる町長選挙。一票のゆくえが当落を大きく左右するのです
からそれはそれは厳しいものがありました。 ばんざ〜い
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