00.10.1 ばんざ〜い!(相模湖町長選挙にて)
 今日は相模湖町の町長選挙の投票日。母校の先輩(溝口正夫候補・54歳・元町議会議長)
が立候補しているこの選挙、半年も前からいろいろな形でかかわってきたので、夜半に選挙
事務所へ出かけ、開票結果を待ちました。結果はみごと僅差の勝利。
 思い起こせばまだ梅雨の雨が降りしきる頃、二人でオデコをつき合わせながらこの選挙へ
の公約作成について話し合ったもの。うちわの風を首筋に送りながら話を聞くうち、この町
には学校給食が無いこと、ゴミの分別収集が遅れていること、財政的な危機に直面している
こと、モータボート競走の事業から撤退を考えていることなど、様々な問題点が浮かび上が
ってまいりました。それらを判りやすくし、いくつかの公約にまとめあげたわけです。この
公約は「グッドハート相模湖町」というタイトルで印刷物となり、町内の有権者のもとへ配
布され、その心をグットつかんだかどうかは定かではありませんが!?少なくとも結果はグ
ットでした。その公約の一文を紹介。
「町長報酬をカットします。」−−−− 高度成長の時代は終わりました。低成長の時代に
あって何でもかでも行政が責任を負える時代ではありません。これからは町民の皆さんにも
職員にも色々と我慢して頂くことや負担して頂くことが出てくると思います。そんなときこ
の町トップは自ら率先して模範を示す必要があります。パフォーマンスではありません。こ
の町のリーダーに求められる“覚悟”であると思います。

 わずか二千数百票で当落の決まる町長選挙。一票のゆくえが当落を大きく左右するのです
からそれはそれは厳しいものがありました。   ばんざ〜い
00.10.3 成人式は廃止も視野に! 会派勉強会にて
 市議会で10名の会派を組む政風クラブは名実ともに最大会派として議会の運営に貢献し
ていると自負しております。その会派も責任ある立場をまっとうするためには日々の勉強は
欠かせません。折あるごとに各種の団体や市の部局との学習会を行なってあります。
 今日は市の教育委員会をお招きし3時間に渡る勉強をさせて頂きました。
 その中でのこと教育委員会が主催する各種事業の中で毎年1月に行なわれる成人式につい
て今年度は抽選会などのイベントを行なって参加者の増加を計りたいという説明があり、思
わず「ちょっと待った」と声をかけずに居られませんでした。「それじゃぁ逗子で槍玉に挙
げられたジャンケン成人式と変らないじゃん。」と思ったからです。

−−−−−−− 皆さん昨今の成人式の様子をご存知でしょうか? −−−−−−−
 文化会館には毎年多くの新成人が集います。(およそ全体の50数%)しかし式が開式とな る時刻に会場内に入る若者はほんの数十名!?「会場に入って下さ〜い。」「入らないと記念 品はあげませんよ〜。」「会場に入りなさ〜い。」「お願い!入って下さい。」なんてさん ざやって15分とか20分も遅れて開式となるものの場内はワイワイガヤガヤ。携帯電話で 大声張り上げる者、酒を持ち込む者、タバコを吸いだすバカ、どうにも収拾がつきません。 しかたなく開式となるものの状況に変化は見られず、とうとう市長が「バカも〜ん。」なん て怒鳴りつけちゃったりして。まぁとにかく想像を絶するひどさです。  そんな傍若無人な者たちになぜ市民の血税を使ってお祝いをしてやらなければならないの か?いつも疑問に思っているのは私だけではないようです。市の担当者の方も持っている認 識は共通するものの、やめてしまうわけにもいかず。やるからには参加率を高めたいという ことからこの抽選会という奇策が生まれたと。いうことのようです。  私は提案しました。市民の税金を使ってこれから社会に出ようとする若者を社会人として の我々がお祝いしてさしあげようというなら、新成人による見せ掛けだけの実行委員会は必 要無いし、お祝いしてさしあげるこちらの気持を表現することが大切ではないのか?そして 厳粛で静粛な式典として、おごそかに行なうべき。そしてそんな我々の気持に調和できない 若者を無理に会場に入れる必要は無いし、まして妨害するような者は排除すべだと思います。 もちろん記念品やコンサート、抽選会なんかでひきつけて引っ張り出す必要性は無い。もし そのようなやり方が気に入らなくて自分たちの手で自分たちのやりたいようにしたいという 頼もしい若者がいるなら市はせいぜい場所を提供するだけで充分。新成人達の会費制でやれ ばいい。招待がなければ市長が出席する必要も無い。もっともそんなやり方を提案し仲間を リードし実行できるような頼もしい若者がいるとは思えないが・・・  成人の日に親戚や職場、友人や知人にあいさつに行くこともせず。夕刻まで会場周辺にた むろし、夜の酒場へ繰り出し。 それはそれで楽しいこと、なのでしょう。しかしみんなは 気づいてはいないだろうが、だれからも声をかけられずに明るいうちに家に帰り一人晴れ着 を脱ぐようなヤツも結構いることを。半数近くの同級生や幼なじみが会場にやってこないの はなぜなのか?どうしているのか?もう少しマジメに考えろよ。結局しょうもない一部のや つらの悪乗りのための成人式なら我々大人はもう付き合っていられないんだ。    成人式については廃止も視野に今後キチッとした議論を巻き起こしていきたい。と思って おります。
00.10.4 民主的にやるには時間と忍耐がたくさん必要。
 環境市民会議という市役所の環境保全課が事務局を務める市民参加型の団体があり、今日
はそのうちの地球環境部会というグループの会合があり、誘われるままに参加して参りまし
た。感想は・・・・冒頭申し上げたとおり、民主的にということには大変な時間と忍耐が必
要だということがつくづく実感できました。
 このグループでは各家庭から出される生ゴミを集めて堆肥化し、田畑の耕作に使い、その
作物を食べる。という資源循環型の社会を目指すためにとりあえずはモデル的な取り組みを
行なうよう市に提案していこうというのが目的のようでした。
 しかし会議はおよそ会議の様相を呈しておらず、ハチャメチャに各々が意見を出し合うだ
け。まったくかみ合わないまま、「そもそもこの会の目的はなんなんだ?」なんて言い出す
者がいて、事務局が説明しても「そんなこと聞いてない」とか始まっちゃうもんだから険悪
なムードまで漂い、2時間もかけて結局何の進展も無いまま終了。なんだこりゃ?貴重な時
間を無駄にしちゃったなぁ。と思った人も多いのでは。
 でも終わってから「市役所がだらしないからよ、もっとリーダーシップを発揮しなきゃ」
みたいな意見も聞かれ、いい気なもんだなぁとつくづく。行政がリーダーシップなんか取れ
ば民主的でないと言い、市民参加、市民参加の大合唱が始まるのでこんなふうに皆さんに集
まって頂いているわけで、意見を集約するのに時間がかかるのはむしろ当然。そう思わなく
てはいけないんだろうなぁ。(自分に言い聞かせる意味も含めて)
00.10.5 さすが沢田市長
 横須賀の沢田市長が定例の記者会見において外国人永住者に対する地方参政権付与の問
題について、国の責任を地方に転嫁しようとする国会での議論を批判したそうです。(一
部新聞報道)本来国がきちっと方向性を出すべき問題。と断じた市長の姿勢はすばらしい
と思います。
 そもそも外交カードの一枚として活用(利用?!)しようとした政府と、すでに甘い汁を
吸ってしまっている政治家の思惑が一致して持ち出してきたとしか思えないこの問題。永
住の特に戦争によって移住させてしまった人たちに参政権を持っていただくこと事体には
私は賛成したいとおもっておりますが、今回の場合、動機が少々不純ではないのか?まし
て当の自民党の中で意見が一致できないからといって地方議会に判断を委ねてしまおうな
どというのは責任転嫁以外の何物でもない。
 そしてこの問題、公明党がやけに積極的なのも気になります。巨大で統制のとれた組織
どうし(公明と外国人系組織)の連携した動きに不安を持つのは私だけだろうか?
 今回の横須賀市長の発言は地元に多くの外国人を抱え、友好を築くことの大切さと難し
さを実感している人ならではの含蓄。と言えるのでは。
 私自身このての発言には勇気がいる。

PS.当ホームページ、一押し企画を更新すると共にリンクのページを開設致しました。
   他にリンクさせて頂けるようなページがありましたら教えて下さい。

追伸 最近毎日のようにコンピュターが固まります。ウンともスンとも言わなくなり結局
   Ctrl-Alt-Deleteで立ち上げなおすのですが文章をたくさん打ち込んだあとなどは
   涙なみだの一言。どうしてこんなことになるのかわかります?
00.10.6 OFF またやっちまった!
 久しぶりの全休日。日曜大工。気候も良くなってきたし、以前から造らなきゃと思ってい
た屋根付き駐輪場建設を実行に。朝飯もそこそこに図面をひいて材料の買物に。
 
 綾瀬市内、開店早々の某ホームセンター。ベトナムズボン(作業服)に身を包み、材料の
木材や塗料を物色する男(長田進治・34歳)、となりで金具を手にする老人。なにやらこ
ちらをジ〜っと見つめている。ん?この熱い視線は?まいったなぁ平日のこんな時間に作業
服着てこんなとこに居たらなんて思われるだろう?・・・・
「やぁ」   あっ。きちゃった!
「あっおはようございます。(長田思わず反応)」???・・・・だれだ?見覚え無い!
「よおぉぅ。きのう脳外科行ってきたよ。もうとしだよぉ。」
「はぁ。」(なんのこと?ぜんぜんわかんない。汗タラァ〜。)
「相変わらずやってんのコレ。」(人差し指を伸ばして釣りのしぐさ)
「いゃぁはっはっは・・・・・」小首をかしげて“わかりません”とアピール目はほとんど
 涙目。
「あれ?林家具さんだよねぇ。」????
「え?いや・・・え?」
「専務さんでしょ?」
「いえ違いますぅ」(なんだよこのぉ人違いかよぉ!勘弁してよ!)
「え゛ーあそう。   でもなぁどっかで見たよなぁ。」
「そぉすかねぇ・・・・」(再び汗、一瞬の沈黙)
「あんたダレ?・・・・林さんだべ?(コッコリ)」
「いえちがいます!」  ダッシュ!

             駐輪場のできばえは後日。
00.10.7 自然保護と開発のはざまで
 私の地元にわりと大きくそして長く続く谷戸田(やとだ)があり、そこには素掘りの用
水路があります。この川は上流部で大型の井戸により汲み上げられた非常に清浄な水が流
れており、川面をのぞけばフナが銀鱗を輝かせる姿を容易に見ることが出来ます。
 しかし近年この周辺の田んぼを耕作する方たちから水路を改修して欲しい旨の要望が上
がっております。水路が素堀のため草が生い茂り水の流れが悪くなり、農家の方は頻繁な
草刈を余儀なくされ、なをかつ先日のような大雨の後は土手がゆるみ川底が上がってしま
ったり、良好な通水を維持するのが大変な状況が続いているのが要望の理由です。
 私も議員としてこの要望実現に努め、総延長1Kmほどある水路の下流部からじょじょ
に改修を始め、概ね6年程度をかけて完成させる計画を市が進めることになりました。
 しかし一部完成したコンクリート護岸を眺めるたび「これでいいのか?」という疑問が
胸をよぎります。通水は良好で草刈の必要も無く農作業にとってはこのうえもなく便利に
なりました、自然環境に配慮した最新式の工法が取り入れられたものの、人間と違いコン
クリの壁に挟まれたその場所に魚が住み着くことはありません。
 全線が改修されるまであと5年。その間になんとかしなくては。農家の要求に答えつつ
自然をも守りたい。難しい課題だがなんとかしなくては。というのが私の心境です。
 今農家の方にお会いするたびその話をさせて頂きます。
「バカ言ってんじゃねぇよぉ。百姓の苦労わかってんのか?」
と厳しいお言葉を頂きます。。
 俺が思っていることは青臭い書生的な考えなのだろうか?    秋ふかし。
00.10.8 新聞
 このページを新聞記者の方たちもみて頂いているようである。残念ながら今のところニュ
ースソースを提供できるような魅力的な内容とは言い難く、落胆させているかもしれない。
新聞記者という仕事は私が学生時代に志望した進路であり、今でも憧れの職業である。ペン
の力で社会の悪をただし、善を導くようなことができたらと真剣に考えたりもしていたもの
だ。
 そんな新聞という存在と裏腹に新聞業界の荒廃した姿にガクゼンとさせられることがある。
それは新聞販売所の勧誘の実態である。
 先日自宅で昼食とっていると、わが家が永年購読している某聞社の勧誘員がやってきた。
継続して3年間の購読をして頂きたいとの申し出である。仕事柄新聞は必需品であり、すん
なりとサインし、勧誘員は帰っていき、続きの食事をした。ちなみにこの新聞は三大新聞の
うちの一つの新聞販売所から買っている。   食事が終わる頃別の勧誘員がチャイムを押
した。別な大手新聞の販売員だ。「オッサン残念だねぇ。たった今別なところと3年契約し
ちゃったよ。」と言うとそのオジサンにっこり。「知ってるよ。」「え?」「それでね。そ
の3年のあとの3年、うちに欲しいんだよねぇ。」「はぁ?」「だから3年後から6年後ま
での3年間ちょうだい。」どうしてそんなこと知ってるんだろう?あっけにとられていると
みるみる足元に洗剤2ケースが積み上げられる。そのうえビール券を一枚、二枚と指をなめ
なめ数え始める。ゆっくり。その数15枚に達したところで、「ちょっと待ってそれどうい
うこと?」とたずねると勧誘員は、他社の勧誘員とお互いに情報交換をしており、すぐそこ
のファミレスでうちの話を聞いたこと、3年も契約すればこのくらいの景品はあたりまえで
くれなかった販売所の経営者が悪徳であること。おたくもハッピー私もハッピーだれにも迷
惑はかからないし途中の解約は自由だ。といったことを矢継ぎ早に説明し、ビール券を更に
5枚積み上げた。「はいここにハンコ。無ければサインでいいよ。」
 はたしてこんなふざけた勧誘がありだろうか?その景品の費用はいったいだれが負担して
いるのか?結局は我々読者にツケが廻ってくるハズだが、そんなことをするくらいなら購読
料を安くしろと言いたいのは私だけか?そういえば引越しのアルバイトをしていた学生時代。
荷物を運び込むそばからしつこく新聞の勧誘にやってくるヤクザ風の男に注意して殴られた
こともある。
 新聞は正義を書きたて、あたかも社会の悪をただしていると言わんばかりだし、NIEと
いったか新聞を使った教育なども推進している。しかしその販売の実態がこのようではたし
て良いのか?社会問題として取り上げた記事を読んだことが無い。新聞社と販売所は別だな
んて言いわけをするつもりだろうか?
 記者がこういう実態を知りませんでした。では済まされない。
00.10.9 海老名に吉野家が二軒もあるの知ってました?
毎日更新のこのページ。ネタに困るとこういう話題になります。
 私が最も好きな食べ物。例えば人類終焉の日に思い残すことないよう最後に食べる食べ物 といったらそれは迷いなく吉牛(ヨシギュウ=吉野家)の牛丼ということになるでしょう。 松屋でもすき屋でもなく、吉野家の牛丼なのです。しかも特盛になまたまご(一部マニアは ギョクと言うらしいが私は恥ずかしくて言えない。)を注文し、たまごをかけたい気持をグ ッと抑え、デコレーションケーキをナイフで切るがごとく割り箸で牛丼を半々に分け、最初 の半分は特製の唐辛子と紅生姜たっぷりで硬派に味わい。そして残りの半分にたっぷりとな またまごをかけてザクザクとたいらげるのが私流。  今年の初めだったか海老名駅前に牛丼屋ができるといううわさ話を耳にし心密かに期待を 膨らませていました。それはもう小田急の駅前開発なんてメじゃないくらい私の中では大き なもの。ウワサの場所をウロウロ。ほとんどストーカー状態のまま日々を過ごし、いよいよ 内装工事が始まるや関係者らしき人物に尋ねた。「吉牛のオープンはいつですか?」すると そのご人。ムッとした表情で「マ・ツ・ヤです」と答えた。  私の落胆は激しく3日は食い物がノドを通らないありさま。(大げさ!)しかしそんな亭 主を見かねて女房がある重大情報をわが家にもたらした。それは海老名に吉野家が二軒もあ るという驚愕すべき衝撃的情報。わが耳を疑う私に女房は「もう友達と三回は行った。」と 言い、箸を口に運ぶ身振りをしながらニヤニヤするのである。  とにかくうれしいやら悔しいやら、目の前の現実を受け止めかねながらも「どこに?」と 聞くのがやっと。「サービスエリア」と答える妻。なっなっナント。そうか!!!!  というわけでその晩のわが家のディナーはサービスエリアの吉牛となり、いらい私のSA 通いは続くのでした。   しかし女の情報と行動力には改めて驚きです。
00.10.10 予算要望を提出
 市役所ではもうこの時期来年の予算編成にむけて準備が始まります。日頃の活動の中で
これこそは来年の予算に繁栄させなくてはという政策についてはこの時期、根まわしとい
うかキチッと要望しておかなくては間に合いません。そのキチッとという意味ですが、元
来これから予算編成をしようとする市長に議員が事前に圧力をかけ、3月の公式の場での
予算審議は大目に見てやる、みたいなことになりかねない事前の予算要望には密室的とい
うような意味で好ましくないという見方をする人も多いのが事実。
 そこで個々の議員がウチの方の道路を良くして!みたいな我田引水的な要望をするのは
一切無しとして、会派でまとまって市全体の課題について要望するような予算要望をしな
くてはいけません。
 今回我が会派では個々の議員の所属する常任委員会別に分かれ、それぞれの分野ごとに
政策的課題を精査し、必要な項目を厳選して市長に対する要望を取りまとめました。
 例えば、「休日夜間の診療体制を24時間態勢にするように」とか「放課後の小学校を児
童に開放する事業の実施」、「ミックスペーパー運動の実施」など具体的かつ市全体の取
り組みについて要望。24人のうちの10人の議員が意見を統一して要望するわけですからそ
の実現の可能性は格段に高まるもの。数の力なんて言うつもりは毛頭ありません。しかし
議員一人じゃなにも出来ないなんてあきらめる前に一の意見を二に三にしていく努力が大
切だと思います。
00.10.12 なんともコメントのしようが・・・・・
 梨1個、たまご2個、エビ10本???
海老名市の市立保育園に勤める調理員が給食の食材を持ち帰る事件が発覚し、新聞報道さ
れた。市は考査委員会を開いて処分を決定するそうだが・・・どうやら内部では以前から
問題になっていたらしい。以前にも持ち帰りを指摘された同職員が四月に職場を異動させ
られている事実がそのことを裏付けている。
 綱紀粛正というが・・・・組織として犯罪を未然に防ぐ機能と個人が内面の悪を自制し
ようとする機能がマヒしているとでも言うしかない事件だ。
 田代まさしの盗撮事件や主婦が一家を殺傷する事件、等々分別盛りの大人の凶行が続く
テレビのコメントは決まって「理解できない」だが、最近思う。人間とは誰しも内に秘め
た狂気のようなものを持っているのでは?凶暴な一面や性的な衝動、盗み癖などだれしも
が内面に持ちつつ適当にその部分と付き合いながら生きているのでは?問題はその狂気を
抑える抑止力が個々の内面で機能しにくくなったときにこのような事件を起こすというこ
とでは?
 人間は生まれながらに善であるとした性善説を前提とした社会に限界がみえてきている
のでは?つまり人はだれしも当然にして悪なる部分を持ち合わせているという性悪説に立
った管理が必要な世の中になりつつあるということか。
 もちろんそれが良いと言っているわけではない。日本社会が高度の成長を続けている時
には性善を理想にかかげ、それがうまく機能していたが、閉塞の時代にあって性悪という
現実が我々の心の中で増幅しその心が鏡に映るように社会現象として現れていると、  
思うのである。
 最近若者に売れているという村上龍の「希望の国のエクソダス」という本を読んだ。人
を憂鬱にさせる本である。
00.10.13 稲刈り
 私の実家(本家と呼んでいる)は専業農家で県道戸塚・伊勢原線の富士ゼロックス付近
でトウモロコシなどの農産物を直販して30年になります。私は次男坊で実家の家業には
あまり参加しておりませんが、田植え(“うえた”と言った方がクロウトっぽい)と稲刈
りくらいは手伝わないわけにはいきません。なんせ選挙の時には両親や親戚の絶大なる支
援が不可欠。こんな時にしっかりゴマをすっておかなくては!?
 そんなわけで昨日、今日と夫婦そろって稲刈りに精を出しております。子どももイナゴ
を捕まえてみたり、稲束の山に飛び込んでみたり、小魚を捕まえるシラサギを目を丸くし
て見たりしております。



 付録・本日お勧めの本。「粗食のすすめ」幕内秀夫著、東洋経済新報社

    栄養過多や偏食、アトピーなど現代の食生活に疑問を持つ人は多いはず。この本
    は玄米や味噌、醤油などの発酵食品など日本古来の質素で素朴で栄養豊富な食事
    とそのレシピを満載。これがまた美味そう!でヘルシー!  おすすめです。
00.10.14 友好の波に乗り遅れるな
 韓国と北朝鮮の歴史的な首脳会談が実現したかと思うと、五輪での韓、朝合同での入場
行進、続いて米大統領の訪朝が両国により発表され、そして金大統領のノーベル賞受賞で
ある。
 このところの朝鮮半島をとりまく友好への動きはめまぐるしい。相変わらず日本政府が
ボケラーっとしているうちに置いてきぼりを食わされそうだ。というか五輪にしてもノー
ベル賞にしても米大統領訪朝にしてもみんな欧米諸国の思惑とリードで実現しているもの
ばかり、結局イニシアチブは白人諸国に握られたまま極東の安全友好が進むという日本に
とっては実に情けない事態が進行しているということでは?
 中国のときもそうであったように米中の仲がすっかり出来上がってから当時田中角栄氏
があわてて訪中し友好を結んだ経緯がある。
 まぁあえてわが国がこの問題で覇権を握る必要は無いのかも知れないし、米国に入って
もらうのが知恵者のやり方なのかも知れない。しかし・・・・そこまで国家としての誇り
を捨ててしまって良いものか? 拉致疑惑。米供与。永住外国人の地方参政権。どれもお
ざなりにできない大切な問題である。ここは小異を保ち、大道に着くということで同じテ
ーブルに向かい合ってから互いに主張すべきはするということでないとこの問題で日本が
孤立してしまいかねない気配を感じる。
 少なくとも、知らないうちに朝鮮半島のことも日本のことも世界のことも総て決まって
た、みたいなみっともないことにだけはして欲しくない。
00.10.15 七五三と自治会主催ソフトボール大会
 わが家では数え年で七五三のお祝いを行なっておるのですが、次男坊が今年数えの5歳と
なるため今日は写真撮影に。まだ時期的に早いが、なかなか時間がとれないのでとせかす女
房にせきたてられ写真館に行くものの朝から大盛況。どの親も我が子が可愛いと見えて晴れ
着に着替えた子どもにニンマリ。家の子は体が小さいので3歳と間違えられたりして・・・
「ハイお父さんもうちょっとリラックスしてぇ、アゴひいてぇ、ネクタイ曲がってますねぇ
お子さんは大丈夫。ハイお父さん固いですよぉ。リラックス〜 カシャ あ〜お父さん目ぇ
つぶっちゃったぁ。もう一度やりなおしぃ。」だって足手まといのダメ父です。
それにしても撮影費と二軒の両親宅用、自宅用の写真でしめて3万円の出費は痛い!
 午後からは地元自治会主催の町内対抗ソフトポール大会に家族全員で出場。ホームラン一
本をかっ飛ばすものの結果は出場7チーム中6位。トホホホ(大声張り上げすぎて声出ませ
ん。)
 それにしても打席に立つたび相手チームから「打ったらもう、一票入れねぇぞ〜」ってヤ
ジにはまいっちゃうよなぁ。!?
00.10.16 一路視察へ・基地対策特別委員会
 海老名市議会、基地対策特別委員会(外村昭委員長・矢野ひとみ副委員長ほか8名)の
メンバーによる視察研修が行なわれました。この委員会は厚木基地のNLP(夜間離発着
訓練)を始めとする被害に対応するためのもので、市と市民の間に立ち、市民要望や苦情
を解決するために活動しております。そして2年に一回、他の基地を抱える自治体を訪問
して騒音対策や基地との連絡調整などの状況について視察も行なっております。
 昨今厚木基地では米軍が地元自治体に事前通告も無くNLPを実施したことから大和、
綾瀬、海老名、座間など周辺自治体との摩擦が発生、大和市では基地との友好関係の断絶
を表明するなど緊迫した状態が続いています。
 我々はこのような状況を踏まえ、航空機による騒音問題にをかかえるという意味から北
海道千歳空港(基地)周辺の三市を視察先として選定、本日より三日間の行程で各市を訪
問致します。

《視察報告》
 朝7時30分海老名駅に集合、相鉄線〜横浜Y−CATよりバスにて羽田へ、日航機に より札幌空港へ。在来線にて北広島市へ。正午到着。  このまちはその名のとおり主に広島県からの開拓移民団により築かれたまちで人口約5 万、札幌のベッドタウンとして栄えておりますが、市内に自衛隊の大演習場をかかえ、爆 撃機による爆撃訓練の騒音に悩まされております。それは航空機の爆音だけでなく砲弾の 発射音と着弾炸裂する爆音であり、ガラス窓をゆすぶる激しいものとのこと。  しかし神奈川のような人口密集地とは違い爆音に対して裁判を起こした事例が酪農家と その牛たちだったりして、状況には多少の違い有り。むしろ先方の方が基地被害のメッカ からやってきた我々に恐縮し、「こちらの方こそ海老名市に学びたい」とのこと。今後基 地騒音に悩む自治体同士連携を取ることを約束致しました。  終了後、列車が来るまでの待ち時間。このまちはかの札幌農学校クラーク博士が「ボー イズビーアンビシャス」という言葉を残して生徒と別れた記念すべき場所とのことでその 記念碑を見学させて頂きました。このまちの議長さんもそのことをえらく誇りに思ってい るようでしたので、ちなみにボーイズビーアンビシャスという言葉をその時生徒の一人と して「青年よ大志をいだけ」と翻訳した人こそ当方海老名市出身の偉人、大島マサタケ氏 であることを申し上げると、先方も感激。益々友好の輪を広げようということで盛り上が りました。
00.10.17 視察二日目・恵庭市へ
 基地のまち恵庭市へようこそ!と言われてビックリ。このまちは「基地のまち」を表看
板に掲げるまち。人口6万人ほどのうち1万人あまりが基地の職員とその家族や関係者と
いうこともあり我々とは逆に基地の恩恵を受けているまちでした。市内には三つの自衛隊
駐屯地と二つの大演習場をかかえ、自衛隊出身の議員さんも多いようでした。もちろん騒
音による被害や苦情は多いが、自衛隊との協力関係は強く、「市民の皆さんからの苦情が
殺到するようなら訓練を自粛してもらいます」と担当職員は自信満々。ホントですか?苦
情が出たら訓練中止なんて我々神奈川では考えられないことです。これはいったいどうい
うことか?
 その後駐屯地の一つを訪問しましたが、隊員さんたちの懇切丁寧で紳士的な態度から確
かにこの市と基地の絆の強さを感じました。

《議員視察の一面を解説》
 宿泊はビジネスホテルのシングルルームを利用します。夕刻ホテルに到着してから翌朝 までは自由で、夕食を個人で済ませる人もいます。しかし慣れないまちですし何人かで近 くの居酒屋へ食事に行くこともあります。食事代はワリカン。最近は議員も私を筆頭にフ トコロ具合のさびしい人が多く、昨夜の札幌などではビジネス街ということもありチェー ン店の居酒屋で酒代含めて各々3.800円なり。なんて飲み方が主流です。  それにしても以前はホテルの小袋入りのシャンプーや小さな石鹸を持ち帰ってかみさん に喜ばれていましたが最近のビジネスホテルには歯ブラシくらいしかありません。代わっ て環境に配慮して・・ということが表示されています。お土産は無くなりましたが、実に 良いことだと思います。
00.10.18 視察三日目・苫小牧市へ
 企業城下町、苫小牧。王子製紙のあるまちで人口17万人あまり(海老名市は約12万
人)なのに市役所は12階建てのそびえ立つ摩天楼。市の予算は海老名の約2倍。王子総
合病院に巨大な王子ホテル。(我々が泊まったのはその隣りの安ホテル。)民主党の鳩山
代表のお膝元ですが、財政的に実に恵まれたまちという印象でした。それなのに!財政の
状況を見ると地方交付税というつまり国からばら撒かれるお金が60億円もあり、それは
つまり簡単に言うと私たち海老名のような都市部の市が負担していることを考えると不公
平感がつのります。
 基地の問題ではやはりここも「自衛隊とはうまくやっています。お願いした要望はだい
たいかなえてもらっていますし、市民も協力的。」とのこと。
 ここでハタと気付いたこと。それは同じ基地問題でも米軍を相手にする我々のような自
治体と自衛隊を相手にする自治体では置かれている状況がまったく違うこと。市民の理解
や協力も違えば基地がわの対応も違うことでした。このまちの担当職員も「終戦後、米軍
が三沢に行ってくれたことが大きい。」とそのことを認めていました。
 こうなると日米安保も色々と考え直さなきゃならない時期にきているのかなぁ。と実に
感慨深い視察が終了しました。北海道はすでに小雪がちらつく日でした。

《議員視察の一面2》
 訪問先の市では議会の会議室に通され、そのまちの議長さんがあいさつをされ、当方の 代表者があさつ。という簡単なセレモニーのあとその市の担当者の説明を受けるという形 をとります。説明のあと当方の参加議員から質問が出さ相手の市の職員さんが答えてくれ るわけですが、中には視察目的と全然違うことを質問してしまったり、トンチンカンな質 問を繰り出して失笑をかう人がいます。さらに基本的に我々はそのまちへ勉強させて頂く という立場で伺うのですが、逆に「こんなやり方じゃムダでしょ」なんて批判しちゃう豪 傑がいたりして、、、まいっちゃうことも。  ちなみにこの苫小牧市には昨年七十数件の視察団が訪れたとのこと。なお我が海老名市 の場合昨年の実績で二十件弱。訪れる視察団の主な目的は音楽ホールの様子や市民活動サ ポートセンターの運営状況、駅前地下駐車場、などが多いようです。
00.10.19 このうえ電化製品が・・・そんなに必要?
 大型の家電製品チェーン店が明日市内にオープンする。朝刊には信じられないほど安い
電化製品の広告が入っている。地域経済の発展のためこの店の繁盛を祈るばかりだが、そ
れにしても、みんなそんなに家電製品が必要なのか?とても疑問である。広告を見ても結
局欲しいものは見当たらなかった。ただわが家の石油ファンヒーターがすでに12年も使
用しているものなのでそろそろ大きめのものに買い換えなきゃなぁ。という程度だ。
 そしたらかみさんと朝から遊びに来ているその友達が「これすっごーい」と他店のチラ
シを眺めている。「競合店オープンにつき、広告をお持ちください!さらに10%値引き
します。」だって、どうにかしてるよねぇ。
 タンスを開ければ10年は着られる服。机を開けても10年使える文房具。てんぶくろ
を占拠する結婚式の引き出物。胸焼けをおこすようなもの余りの時代にこれでもかと突き
つけられるこの手の商戦。
 これを本当に豊かさと言うのだろうか? 
 日本は本当に不景気なのか?                  ばかばかしい。
00.10.20 たまには落ち込むことも
 市議会議員選挙立候補にあたって公約の一つに掲げ、今も実現にむけて熱中しているミ
ックスペーパー運動。(詳しくはトップページの特集をご覧下さい。)ダイオキシン問題
に悩むこのまちに“なんとかしたい”という思いで始めたこの運動。明日はこのまちで四
つめとなる町内会で実施に向けた説明会が行なわれます。少しでもゴミを減らしたい!公
害を減らして未来を明るいものにしたい!この運動を少しでも多くの市民に広げたい!思
いはだだそれだけです。しかし
 説明会をお知らせするチラシに“説明員・海老名市役所資源対策課と併記して市議会議
員長田進治”と記してしまったことから「市会議員の売名行為だ!」とのクレームがつい
てしまいました。
 もちろんそんなつもりは無いのですが・・・・
 自分の住まう地元でこんな文句が出てしまうようでは俺も限界か?・・・・・・・・・
 何事においても政治色を嫌う風潮があることは判っているつもりだが。ならば政治とか
議員て何だろう?選挙って何だろう?選挙公約なんて言うけど、何の実践も無しにただ議
会で発言だけすればそれでいいって、そういうことなんだろうか?議員として少しでも説
得力のある主張をしたいから、まずは市民の皆さんと行動をする。それを呼びかける必要
がある。それが社会を良くしていくために必要なんだ。もちろん敵ができることもあるさ。
そう信じてやってきた。
 しかし売名行為とは・・・たまには落ち込むこともあるんです。
00.10.21 ミックスペーパー説明会
 本郷地区の中の本宿町内会によるミックスペーパーの説明会が行われました。70%
を超える出席率が住民の皆さんの関心の高さを物語っておりました。
 この運動の最大の特徴は行政からの押し着せではなく、住民が自ら行動を起こし始め
られたことにあります。そして今や多くの地域にこの運動が広がりを見せようとしてい
ます。昨日もこの運動を導入しようとしている綾瀬市の環境グループから講演の依頼が
ありました。
 社会を良くしていくために、行政に注文をつけたり、批判をしたり、おねだりをする
だけではダメ。問題意識をもった市民が自ら行動し、範を示し、行動を広げ、その上で
公的な対応を求める。という態度が必要。それが私の政治信念です。
 「権利と要求」の戦後時代は終わりにしましょう。「義務と強制」の戦前の体制の反
動から私たちは権利を主張し、要求することこそが大切であり、それを実現できる社会
を築くことを目標としてきました。そしてそれは決して悪いことではありません。しか
しその多くが達成され、一部には行き過ぎた権利擁護と相手の立場を顧みない要求が蔓
延し始め、国民の多くが「これでいいのか?」と疑問を持ち始めているのではないかと
思います。
 これから私たちが築いていかなければならないのは「自治と連帯の時代」。
     無事に会が終了して少々興奮気味の私でした。あしからず。
00.10.22 お祭りな一日
 私自身もそうですが、まぁなんでこんなにお祭り好きなんでしょう!と思わされるくら
いこの国にはお祭りやイベントが多いですねぇ。春から始まって、夏のピーク、そしてこ
の秋までほぼ毎週のようにあちこちでお祭りが行なわれています。そして冬になってもク
リスマスやお正月や七五三等々、えらいこってす。
 というわけで今日も昼間はわが海老名青年会議所の「おらがまち海老名祭」。海老名の
歴史や昔の遊びを振り返るブースや現在の風土や産業、そして未来を創造するコーナーな
ど、海老名にこだわった催しに大変多くの市民の皆さんにご参加頂きました。ちなみな私
の役目は来場した子どもたちにベーゴマを教える役。ベーゴマは得意なんです。
 夕刻からは地元本郷神社神輿(みこし)保存会の役員として伊勢原の道灌祭りへ。まい
とし有名俳優が太田道灌公に扮して登場することで有名なこの祭り、神奈川の今年の祭り
を締めくくるにふさわしい盛大なイベントです。(特に市長さん自らゴミ拾いをする姿が
良かった。)
 お神輿は各地から10基ほどが集いこれも大変な熱気に包まれ、今だ興奮醒めやらない、
といった感じです。
 あっ、それから来春成人式を迎える若者達から言われてしまいました。

「長田さん、成人式やめちゃうんですかぁ。」
 ウ〜ン。よくぞこのHPを読んでくれた。書き方が少々きつかったが、現在の成人式の あり方に疑問を持っていることは確かです。いきなり廃止なんてことは私の一存でできる ことではないし、若い人たちの意見もじっくりと聞いてみたいと思っています。もちろん 新成人の皆さんの門出をお祝いしてあげたい気持も人一倍強いと思います。そしてその気 持は親のそれとは違い、むしろ兄のような気持に近い(年齢的にも)。従って厳しい眼で 見させていただいている面もあります。成人式は黙っていても、非協力的な態度でも必ず 市がやってくれるもの、それがあたり前。とは思って欲しくない。という気持です。  市民の税金を使って行なう成人式。いい加減でみっともないようなものであって欲しく ない。  来春の式を見させていただきます。
00.10.23 市民相談まとめてドッコイ
 週末には多くの人に会うせいか様々な相談事もたくさん頂きます。そのため月曜日には
これらの相談内容に基づいてあちこちを奔走することになります。
 今日の処理案件は以下の通り。

@自治会館への公共下水道接続について市の公的な補助が受けられないか?

  市役所・市民活動課へ――市には自治会館の修繕や補修についての補助制度があるが
              下水道の接続がそれにあたるかは判断が分かれるところだ
              そうです。今後このようなケースでも補助の対象するよう
              に検討を実施する。とのこと
A小学校の越境入学について

  教育委員会へ――両親が共働きで一年生になる子どもがかぎっ子になってしまう。祖
          父母の家で預かりたいがとなり町に住んでいてそのまちの小学校が
          近い、ついてはその小学校に入学させたいが可能か。
B工業団地内の道路陥没。補修工事いつになる?

  道路整備課へ――工事の日程と概略について説明を受け、回答。

C85歳のおじいちゃんが病気!介護するのは六十歳を過ぎた老夫婦。これからどうしよう

  現在入院中の総合病院へ――老健施設への入所ができるまで入院を続けさせて欲しいと
               要望。今後はどうする?老老介護の実態。

Dその他、道路側溝の詰まり。簡易水道を県上水道へ敷き替えて!9月の大雨の浸水家庭
     助けて!  などでした。

 皆様も身近な生活でお困りなとこがありましたらお気軽にご相談下さい。もちろんEメ
ールでも結構です。なお、市役所への物品の売り込みや公共工事の受注、就職の斡旋など
個人的な利害の問題についてのご相談はお受け致しません。
00.10.24 冨沢前代議士より手紙が届く
 6月の総選挙で地元神奈川13区の現職候補として立候補され、次点となった民主党の
冨沢あつひろ氏より手紙を頂きました。「すべて私の不明不徳のもたらした結果」と今回
の選挙を振り返り、今後も県央四市の合併を中心とした地方分権の確立のために党勢の拡
大に務めていくとしたためられておりました。
 私は今の政党の離合集散と私なりの判断(正直に言えば打算と言えるかも)のなかで対
立する自民党候補を支援し、結果として勝利を収めたわけですが、二世三世と世襲議員が
幅を利かす現下の政治の中で市議、県議、衆議院と戦い、のし上がってきた同氏に人間と
して一脈通ずるものを感じていたのも確かです。
 こうして選挙が一つ終わるたびに政治の世界の悲哀を感じずにはいられません。
00.10.25 夫婦喧嘩
「おい、3000円くれ!」

「何に使うの?」

「クリーニング代。」

「何でそんなにかかるの?」

「おいおい小学生じゃねぇんだから・・・・夏物のスーツ3着に半そでのワイシャツ5
 枚、それくらいかかるだろ?」

「夏物だったら少し待ってよ。」

「なんでぇジャマだからさぁ」

「給料日まで待って!って言ってんの。」

「だからこのままつるしとくのジャマじゃん。給料は来月の10日だぜぇ。」

女房はだまって2000円を置いて出かけていった。その千円札も四つにたたんで、がま
口の中で何日も過ごしていた。という感じのする丸みをおびている。
 時々ある我が家の極めて平凡な夫婦喧嘩の一幕である。喧嘩というほどのものではない
が、いさかいの原因は決まって家計の問題だ。ハデに見える議員という仕事とそれに見合
わない収入。確定申告では、子どもと女房合わせて三人の扶養家族や住宅取得控除でわが
家は危うく非課税世帯になるところ。子どもの幼稚園では比較的所得の少ない家庭に市か
ら支給される就園奨励金がわが家にも支給され、一家の主(あるじ)としてそのことにシ
ョックを受けた。まして手取り収入の3割も活動費や交際費に使ってしまう亭主に女房が
不安を持つのも無理は無い。

「男一匹まっとうに生きてりゃおてんとう様と米の飯はついて廻るってもんよ。そのうち
なんとかなるさ。」なんていう説得も最近では効果が無くなっている。
まいったなぁ。

 こんなくだけた日記を私が書いていることを女房は知らない。どうかナイショにしてて
欲しい。
00.10.26 精神障害者作業所、レザミ工芸へ
 精神障害という言葉をご存知でしょうか?一般に障害者というと、身体障害と知的障害
が知られていますが、精神障害についてはあまりしられていないようです。
 精神障害とは例えば分裂症などのように思春期や成人後など後天的に発祥するメンタル
な障害で、症状の現れ方が千差万別で身体障害や知的障害に比べて周囲から見分けがつき
にくいことからこれまで障害者として社会に認知されにくかったようです。
 さらにこれまでは「頭がおかしい」とか「気ちがい」だなどと差別的な扱いを受けるこ
とが多く、これらの方たちは極めて肩身の狭い思いをしいられてきました。
 しかし現代のストレス社会の中でこれらの病気にかかる人は増大し今では一般市民のう
ちの1%程度は大なり小なりこの障害を抱えていると言われています。
 このような状況から最近ではこれらの病気に対する研究が進み、よく言われる遺伝との
関係が無いことが判り、脳の一部の形成に異常があることが原因であることが判明し、ま
た良い薬も開発されています。
 多くの方たちは投薬によって症状が改善し社会生活を営むことができますが、薬の副作
用によって、だるさや反応の鈍さ、ストレスに対する過剰な反応など不安定な状態が続き
ます。しかし周囲の人々の理解さえあれば決して危険な病気ではなく、そういう障害を抱
えた人でそういう人は実はたくさんいるんだということを理解できればそれほど恐れる病
気ではないことが判ります。
 そして社会がこれらの人々を冷静に受け入れ、温かくみ守ることで社会復帰が助けられ
ます。
 今日はそういった人々が社会復帰を目指して軽作業をしながら訓練をする作業所を訪ね
様々なお話をうかがってきました。みんな生き生きと働き、おしゃべりをし、楽しく過ご
している姿に「まったく普通だなぁ。」という感想でした。
 みなさんの周辺にも「最近言動がおかしいなぁ」とか「ちょっとしたストレスでパニッ
クを起こしてしまう」あるいは「幻覚や幻聴を訴える」などの人がいませんか?そう、現
代のストレス社会ではいつだれがそのような症状に襲われても不思議ではありません。大
切なとこはそれはつまり胃潰瘍になったとか、血圧が高いといった病気と同じように一つ
の病気であり、本人と周囲がその現実を受け止め治療とリハビリをすることで回復し、決
して人生を悲観するようなものではないんだということを理解する。ということのようで
す。
 精神障害を抱えるひとのケアを行なう作業施設が“無い”まちは神奈川の県央地域では
海老名市だけです。    なんとかしなくては!協力者を求めます。
00.10.27 出る杭は打たれる
 と言いますが、最近打たれてるなぁ。ちょっとしんどく感じてしまって。
政治的なことばかりで、ここでお話できないのですが、
そのうち明らかになっていくと思います。
秋の訪れたころからなんと無しに苦境に見舞われることが多くなってきております。
「こんなときは忍耐。」
00.10.28 ミックスペーパー説明会
 本日もミックスペーパー運動の説明会を行ないました。本郷地区の下河内町内会の皆さ
ん40名ほどにお集まり頂き、公害の問題や活動の趣旨について説明をさせて頂きました。
00.10.30 シビア
 政治をやってりゃこういうこともあるさ。
 これまで平静を保ってきた我が議会にさざなみが、と思いきや予想もしないようなうねり
が水面下で渦巻いていた。
 そんなところでしょうか?引き続き詳しいお話はできません。ただ近々のうちに市民の皆
さんも知ることになるような大きな変化が議会に起きつつあるということです。
 一人の議員として支援者の方たちから選挙で頂いた期待を裏切らないように、そして一人
の政治家としてスジを貫き通したい。もしかすると議会の中で一人孤立することになるのか
もしれません。それでも、寄らば大樹の陰、みたいな安易な妥協だけは致しません。
00.10.31 お国のために
 「お国のために頑張ってください。」   なんて言葉を血の通った生の言葉で受けたの
は・・・・たぶんこれが始めてだと、思います。いろいろとシビアな環境にある中でかけら
れたこの一言にえらく励まされてしまいました。
 先日議会の視察で北海道の自衛隊基地と地元自治体を訪れたことは報告しましたが、その
視察報告を短い文章と写真にまとめて支援者の方にお送りしました。
 自衛隊とそのまちの市民や行政がすごく親密に連携をとりあっていることや、極寒の北地
で国を守る青年のひたむきな態度に感激したことなど率直な感想をしたためました。
 すると、今夕食卓を囲むひとときに電話が鳴りました。「長田先生でしらっしゃいますか
?」品のよさそうな高齢の女性らしき声。「ハイ市議会議員の長田です。」メシどき、しか
も目の前には女房が昼間から煮込んだビーフシチュー。「長くなりそぅだなぁ。」と内心思
いつつ、「何か?」「はいご丁寧に視察の報告のお手紙を頂戴しました○○ですが、  せ
っかくお手紙を頂きましたが主人はあいにくこの春他界を致しまして・・・・・」「あっっ
っそうでしたか、それは失礼しました。そうですかぁ〜(ヤバァ〜い)」恐縮至極の私にそ
の方はむしろ感激した様子で、「主人が生きておりましたらどんなに喜んだことでしょう。
実は主人も長いこと自衛隊にお世話になりまして、最後の赴任地がこの北海道でしたので・
・・・」「そうでしたか。なんと申し上げてよいやら、大変失礼を致しました。」「いえい
え・・・」
 そのあとしばらく北海道での思い出やご主人が生前に語った国への思いなど、いろいろな
お話を伺い、最後に「お若い議員さんがこんなに思ってくださって本当に感激しました。お
手紙は仏壇に飾りました。本当にお国のために頑張ってください。」
 食卓の向こうで背を丸めて話しにあいづちを打つ私、電話を切って振り返るとかみさんも
良かったね、という顔でこちらを見ている。シチューが温めなおされていた。
 議員て政治ってすばらしい仕事だと思います。
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